トラックのチューブ入りタイヤをチューブレスタイヤに変更するには

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お客様からトラックのチューブ入りタイヤをチューブレスタイヤに変更したいというお問い合わせをいただくことがあります。今回はチューブ入りタイヤからチューブレスタイヤに変更する方法をご紹介したいと思います。


自転車やフォークリフト用タイヤ等を除いて最近見かけることが少なくなったチューブ入りタイヤですがトラックではまだわずかに装着している車両があります。しかし、いざ新しいタイヤを購入しようとしても新品タイヤはほぼ受注生産、中古タイヤもタマ数が少なく非常に入手困難な状態となっております。また、万が一パンク修理が必要となった場合でも店舗によってはチューブタイヤのパンク修理ができる技術者がいなかったり、チューブフラップの在庫がないため対応不可となってしまうことが多いようです。今後のメンテナンスの面を考慮するとチューブレスタイヤに変更することも選択肢の一つになると思います。では、具体的に何を変更したらよいのでしょうか?

アルミホイールへの変更とは違って車両側のボルトの変更は原則必要ありません。ただし、チューブ入りタイヤとチューブレスタイヤではホイールの構造が根本的に違う(前者はリング式、後者はリングなしの通常ホイール)ためホイールはすべて変更が必要となります。もちろんタイヤもすべて変更となります。

主要サイズのチューブ入りタイヤ→チューブレスタイヤ変換表

10.00R20→タイヤ11R22.5 ホイール22.5×7.50 8穴 オフセット162 P.C.D.285 

8.25R16→タイヤ225/90R17.5 ホイール17.5X6.00 6穴 オフセット135 P.C.D.222.25

7.50R16→タイヤ225/80R17.5 ホイール17.5X6.00 6穴 オフセット135 P.C.D.222.25

このほかに小型トラック用の700R16などもチューブレスタイヤに変更可能です。こちらは車種やタイヤサイズ、プライ数によって数多くの適合が存在しますのでここでは割愛します。穴数と車両形式を確認の上、最寄りのタイヤ専門店等にお問い合わせください。

タイヤショップミナト仙台ではチューブ入りタイヤのパンク修理も承っております。お気軽にお問い合わせください。

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