2020年上期のタイヤ業界の景況感

自動車用品小売業協会がまとめた2020年上期のタイヤの売り上げは前年比11％減、ホイールは前年比18％減だったようです。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響がやはりタイヤ業界にも及んでおります。
6月に入り緊急事態宣言が解除されるとタイヤの売り上げもプラスに転じたようですが、わずか1カ月後の7月に入ると再び感染者が増加しており、下期のタイヤ販売がどうなっていくのか不透明な状態になりつつあります。
飲食業界や宿泊業界の皆様とくらべれば1割減という数字はまだ良い方なのかもしれませんが下期は降雪エリアのタイヤ販売業者にとっては大変重要なスタッドレスタイヤ商戦が待ち構えています。年間の売り上げの大半をスタッドレスタイヤに依存している販売店も少なくないのではないでしょうか。感染防止優先か経済優先か様々な議論がありますが、当店としてはできる限りの感染防止対策をしつつ、なんとか冬までに感染者が減少してくれることを祈るばかりです。