国土交通省の発表によると令和5年の大型車のタイヤ脱輪事故は142件と10年前と比較して3倍以上となっているようです。また、最近はトラックだけでなく乗用車のタイヤ脱輪事故のニュースを耳にすることも多くなりました。
原因は何?
タイヤが脱輪する原因の一つがナットの締め忘れもしくは締め付けトルク不足です。
また、その逆でナットの締めすぎ(オーバートルク)でもボルト破断等により脱輪事故は発生します
事故を防ぐには?
タイヤ交換の際は必ずトルクレンチを使用し規定トルクで締め付ける。定期的に増し締めを実施する。トルクレンチや点検ハンマー等を使用し日常点検を行い異常を感じたら速やかにタイヤ販売店、自動車修理工場等に相談することが事故防止につながります
整備環境は適切?
インパクトレンチを使用してナットを締め付ける際は、ナットの締めすぎを防止するためコンプレッサーとインパクトレンチ間にエアレギュレーターを使用しインパクトレンチメーカーの指定するエアー圧に減圧する必要があります。また、エアホースも適切な長さのものを使用しましょう。タイヤ交換(脱着作業)においてトルクレンチは必須です。ない場合は購入するかプロに作業を依頼しましょう
DIYでの作業はしっかりと情報収集をしてください
ホイール付きの脱着はご自分でやられるという方もいらっしゃると思います。しかしながら、乗用車のタイヤ交換をする際に十字レンチの上に乗って全体重をかけて締め付けをされている方や、トラックにおいては車載工具に単管パイプを差し込んでその単管パイプに乗っかって締め付けされている方などをお見かけすることがございます。心配性の方ほどオーバートルクになる傾向があります。上記でも述べましたがオーバートルクも脱輪事故の原因となります。作業料金をケチったばかりに重大な事故を起こし莫大な賠償金を払うようでは元も子もありません。DIYで作業をされる際は車両マニュアルなどを熟読の上、適切な作業を心がけてください




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