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スペアタイヤレンチです。
通常スペアタイヤを降ろすためにはこのような車載のクランク棒を使用します。
しかしスペアタイヤの上げ下げをしばらくしていない車両だとスペアタイヤキャリアの巻き上げ部分やチェーンが錆等で固着してくるためこのクランク棒ではハンドルがスムーズに回らずスペアタイヤを降ろすだけで一苦労ということも多いです。
そこで登場するのがこのスペアタイヤレンチです。
U溝型(プラス、ピン付き)用とジャッキハンドル型(マイナス、割り)用の2種類があります。
そして、上の写真のようにインパクトレンチの差し込み口がついています。
ハンドル挿入口にスペアタイヤレンチを挿入し
反対側にインパクトレンチを差し込みます。
あとはインパクトレンチを回すとあっという間にスペアタイヤが降りてきます。
もちろん上げるのも一瞬です。
一度もスペアタイヤを降ろしたことがないまま車齢が経過してくるとシャフトやチェーンの固着でスペアタイヤが降ろせなくなる可能性が増えていきます。いざというときにスペアタイヤが降ろせなくなることを防ぐためにも年に1度はスペアタイヤの上げ下げのテストをしてみて、固いようであれば潤滑剤をシャフトやチェーンに塗布することをお勧めします。
トラック スペアタイヤ 降りない 下がらない
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