大型トラックのホイールボルトナット点検方法

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大型トラックの脱落事故は9割が左後輪、11月~3月に集中


2022年1月12日群馬県渋川市でトラックの車輪脱落事故が発生しました。今のところ今回の脱落事故の詳しい原因はわかっておりませんが脱落事故発生前には必ず予兆があります。日常点検で脱落事故を未然に防げる確率が高くなることは間違いありません。もう一度大型トラックのホイールボルトナットの点検方法をおさらいしておきましょう。


1.目視点検 ボルトが折れていないか、付いていないナットがないか、錆汁が出ていないか、ホイールが割れていないか等を確認します。

2.点検ハンマーによる点検 ホイールナットに手を当てて点検ハンマーで叩きます。他のナットに比べて指に伝わる振動や音が違うナットがある場合は緩みが出ている可能性があります。増し締めを行ってください。増し締めを行っても問題が解決しない場合はボルト、ナットに何らかの異常が発生している可能性も考えられます。タイヤ販売店もしくは自動車修理工場へご相談ください。

タイヤ取付時に規定トルクで締め付けを行ったとしても初期なじみによってホイールナットの締め付け力が低下します。50~100km走行後に必ず増し締めを行ってください。

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