今回は手動式タイヤチェンジャー(ポータブルタイヤチェンジャー、モバイルタイヤチェンジャー)と呼ばれる1~5万円程度で購入可能な安価なタイヤチェンジャーについてプロが実際に使用してみた感想をご紹介しようと思います
今回、使用する手動式タイヤチェンジャーはこちらです



手動式タイヤチェンジャーには長いタイヤレバーを使用するタイプやギアレンチを使用するタイプ等様々な種類のものが販売されています。今回のタイヤチェンジャーはエアーは必要ですが電力は不要なタイプのものになります。非常にコンパクトで車載も可能です。筆者は5万円ほどで購入いたしました
このタイヤチェンジャーの特徴はビードブレーカーの部分にプッシュロッドがついており、ターンテーブルを回す役割をしてくれる所です


では、早速タイヤ交換をしてみましょう!!
今回使用するタイヤは215/45R17です
まずは、タイヤを外す作業から
1.ビードを落として

2.ホイールをターンテーブルに乗せて

3.専用コーンを使用してホイールを固定します

4.ダックヘッド(チェンジャーの爪の部分)をホイール(リム)に干渉しないように調整して固定します

5.上側のビードを外して

6.続いて下側のビードを外してタイヤのバラシ作業は完了です

続きましてタイヤを組み付ける作業です
7.ビードクリームをしっかり塗って、下側のビードを篏合します

8.上側のビードを篏合して組み付けの完了です

上記画像にもあるようにターンテーブルを回す役割をするプッシュロッドの架け替えが2~3回程度必要になりますが意外とスムーズにタイヤの取り外し、組み付けが可能でした。ビード落としが2分程度、タイヤを固定してダックヘッドの調整をしてタイヤをバラすまでが5分程度、ビードクリームを塗ってタイヤの組付けが完了するまでは2分程度でした。ダックヘッドの調整は最初の1本だけで済むので2本目以降はさらに時間短縮となるでしょう。もちろんホイールに傷がつくこともありません。ダックヘッドの調整には少し慣れが必要ですが使用感は据え置きのタイヤチェンジャーに近いと思います
まとめ
今回はタンク容量8リッター、吐出量116リッター/min、使用圧力0.78mpaというかなり小さな12Vバッテリーコンプレッサーを使用して実験しましたが問題なく動作しておりました。電源が確保できない場所での出張作業には良さそうです。手動式タイヤチェンジャーの問題点はモーターを搭載していないためターンテーブルを回すという動作が非常に難しい点にあります。多くの手動式タイヤチェンジャーは長いタイヤレバーを使用してテコの原理でターンテーブルを回したり、ギアレンチを使用してターンテーブルを回したりと様々な工夫がなされております。こちらのタイヤチェンジャーはビードブレーカーと連動するプッシュロッドのおかげで簡単にターンテーブルを回すことができるので作業性もよく効率的に作業が進められます。もちろん、タイヤチェンジャーを床などに固定する必要もありません。お値段は少し高めになりますが既にコンプレッサーをお持ちの場合はこちらの商品の方がスムーズにタイヤ交換作業を進められそうです




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