リング式ホイールのタイヤ交換

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当店でもほとんど交換する機会が無くなったリング式ホイールのタイヤ(チューブタイプ)交換をしました。タイヤサイズは10.00R20-14PRです。今回はチューブタイプのタイヤ交換方法をご紹介します

まずはハンマー、アングル、タイヤレバーを準備して、タイヤのエアーを抜きます

完全にエアーが抜けたらアングルをビード部分にあてがいハンマーで叩きます

これを一周やると表側のビードが落ちます


ビードが落ちたら、リングの隙間にタイヤレバーを差し込みリングの一端を押し下げます

そうすると、リングの端から3センチほどのところにタイヤレバーを引っかける切欠きが現れます。そこにもう一本タイヤレバーをかけます

この状態でリングを上に持ち上げるようにホイール側にレバーを返します

後はタイヤレバー2本で時計回りにリングを外していきます

これでリングが外れました

タイヤをひっくり返して、表同様、裏側のビードをアングルで落としていきます

裏側のビードも落ちました

ビードが落ちたらもう一度ひっくり返して表側にします

ここでやっかいなのがエアーバルブです。このままだとエアーバルブが引っかかって外れません。まずは以下の画像のようにエアバルブの根元に当たるまでタイヤレバーを奥深く差し込みます

そのままホイール側にタイヤレバーを返すと徐々にバルブがホイールの穴から抜けていきます

8割ほどバルブが抜けてきたら、もう1つのタイヤレバーでバルブを完全に外に出します

こんな状態になります

後はタイヤを上に引き抜けばホイールから外れます

最後にチューブとフラップをタイヤから引っこ抜いてバラシは完了です


次はタイヤの組み込みです。まずはタイヤにチューブを入れます

続いてフラップを入れます。この時少しエアーを入れてあげると以下の画像のように形が整います

バルブの先端をホイールの穴に以下の写真のように少しだけ入れます。全部入れてしまうとこの後の工程がやりずらくなります

この状態でタイヤを持ち上げてタイヤとホイールが水平になるようしてから前に押し出すとタイヤがホイールにストンとはまります。前の工程でバルブを完全に入れてしまうとスムーズにいきません

タイヤが入ったら今度はリングをはめていきます。リングの切れ目がバルブの反対側になるようにタイヤの上に置きます

リングの一端がホイールの溝にはまるように足で踏み込みます

足の位置を変えずに反時計回りにハンマーでリングをたたいてホイールの溝にリングをはめていきます

リングがホイールにしっかりとはまっていることを確認します

安全囲いに入れるか、またはリングが飛ばないように対策をしてエアーを充填して完成です

この交換方法はあくまで参考資料としてご覧ください。リング式のタイヤ交換は大変危険を伴います、熟練の作業者以外は絶対に作業を行わないでください。

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